経営者との信頼関係を築き、組織に識学を浸透させる
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
25名のマネジメントで疲弊した経験はもちろん、介護系ベンチャーでマネジメントへの違和感みたいなものを抱いていたので、識学のマネジメント理論を聞いて、これらを解消してくれるメソッドだと感じました。それと同時に、識学のマネジメント理論を世に広め、改善していく側にまわりたいと思い転職を決めました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
マネジメントへの課題を感じ、トップから現場のメンバーまで60〜70名ほどに識学を導入してくださった企業さまがいらっしゃいました。でも、これから浸透させるという段階でピタッと止まってしまっただけでなく、識学とは真逆の方向を向いてしまったんです。コンサルタントとしてのスキル不足を痛感した出来事でした。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
まずは経営層としっかり信頼関係を築くこと。その上で、どのように経営層以外のメンバーに落とし込んでいくかといったイメージを共有するべきでした。信頼関係を築く前に落とし込む段階に突入してしまったので、経営層以外のメンバーから反発が起こった時に、そこの声にそのまま押されて導入までは至らなかったと感じています。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
通常はトップから導入するのが識学のセオリーなのですが、中間層から識学を導入したいという企業さまがいらっしゃいました。実際、それで識学が全社的に広がり、今後は浸透に向けて研修のベースにするとご報告いただいています。当社としてもトップからというよりは、状況や規模などに合わせて中間層からでも導入いただきたいと考えていたので、それを実践していただいているという点で印象に残っています。