課題をグルーピングし、それぞれに最適なトレーニングを実施
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
識学を知り、自分のマネジメントが間違っていたことに気づきました。識学について知れば知るほど魅力的な会社だと感じ入社いたしました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
最初は、識学のマネジメント理論のどれがもっともマッチするのかを把握するのに苦労しました。というのも、お客さまが抱えている組織上の課題はそれぞれ異なります。課題に合わせて重点を置くべきトレーニングの内容を変える必要があるのです。いまでこそ、「この理論を少し厚めにお伝えしようかな?」などと臨機応変に対応しておりますが、最初の頃は非常に苦心しました。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
数を経験したことですね。課題がそれぞれ異なるとはいえ、だいたい何パターンかに分かれる傾向があるのです。数をこなしていくうちに自分の中で課題をいくつかにグルーピングできるようになり、お客さまごとに最適なトレーニングができるようになりました。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
入社して最初にトレーニングをしたお客さまです。その企業さまはコンサルティング事業を展開されていて、いわゆる識学と同業のお客さまでした。業界歴が20年以上の企業さまで、一方のわたしははじめてのトレーニング……。トレーニング中には「それはちょっと違うんじゃない?」などのお言葉をいただくこともあったのですが、半分にあたる6回目くらいから講義中の姿勢が前のめりになってきて。「聞いているだけでは、半信半疑だったけど、実践したらその通りだった。もっと識学のマネジメント理論を教えてほしい」とおっしゃっていただくことができました。わたしのトレーニングの内容が途中で変わったわけではなく、識学のマネジメント理論が一貫しているので、トレーニングを重ねるごとにご納得していただけたのだと感じています。