実践さえすれば効果はすぐ見えるように
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
調べていくうちに、この非常に有効に思える識学の理論を広める立場になりたいと思うようになったためです。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
識学のトレーニングを受けて「目から鱗が落ちました」「自分が悪かった部分がよくわかりました」と言っていただけたものの、その翌週に報告を求めると「いろいろ忙しくて」「この姿勢のルールよりいいルールがあるのでは」などと実践していない言い訳をされるといったケースです。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
識学理論への認知がしっかり為されていないと判断し、一旦トレーニングを中断して、なぜルールが必要なのかを再学習していただきました。また、「姿勢のルール」も5つ挙げていたものを3つに絞り、より実践に移しやすくしました。こうした上で、「実践しなければ先に進むことはできません」と背中を押し、実践を約束していただきました。
その結果、徐々に成果が表れ、最終的には「実践してよかったです」と言っていただけました。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
ホテル業の部長職の方がポケットマネーで個人受講されたケースです。課題は数か月前の自分とまるで一緒で、写し絵のようでした。そんな話をして問題意識を共有してからトレーニングに入り、実践に移していただきました。「部下がどんどん変わっていきました」と嬉しそうに報告いただき、コンサルタント冥利に尽きましたね。また、業績がコロナ禍で激しく悪化していたところから、感染拡大の落ち着きもあってか回復軌道に乗り、業績面での成果も実感していただけています。