コンサルタント紹介

プロフィール

コンサルタント
営業部
藤 卓也(Takuya Fuji)
高校時代からゴルフを始め、アメリカへ単身留学し、プロフェッショナル・ゴルファーズ・キャリアカレッジを経てアリゾナ大学経営学部経営学科に進学。帰国後、PGA主催のプロテストに一発合格し、新人戦で3位入賞。約5年間ツアープロとしてゴルフに打ち込む。
ツアー引退後はインストラクターに転向。2年ほど手掛けた後にIT系の企業に転じる。後、株式会社識学入社。

インタビュー

プロゴルファーからマネジメントの世界へ

ーー簡単な自己紹介をお願いします。
プロスポーツ選手になり、その後ゴルフ関連の事業家になる目的で、高校時代からゴルフを始め、アメリカへ単身留学しました。プロフェッショナル・ゴルファーズ・キャリアカレッジを経てアリゾナ大学経営学部経営学科に進学し、マネジメントなどを学びながらもゴルフの練習に打ち込みました。とはいえ30歳までにツアーにフル出場できなければ、ツアープロとしてのキャリアは諦めると決めていましたが。帰国後、すぐにプロテストに一発合格し、新人戦で3位入賞してスポンサー契約ができました。2年程、ツアーメンバー(日本でトップ150人程の括り)に入ったことがハイライトでしょうか。
ツアー引退後は、インストラクターに転向し、2年ほど手掛けた後にご縁があったIT系の企業に転じました。ゴルフだけの経歴しかないことに問題意識を持ち、思い切って全く新しい世界に移ろうと思ったからです。その会社では、エンジニア派遣の営業兼エンジニアのマネジメントに携わりました。

ーー業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。
ゴルフ場所属プロとして、研修生やキャディのマネジメント、またインストラクターとして、スタッフのマネジメントも行いました。
IT企業では、管理対象のエンジニアは50名ほどいました。

ーー識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中でマネジメントについて苦労した経験を教えてください。
エンジニアを評価する仕事もありました。顧客の評価を聞き、1人あたり2時間ほど面談して評価内容や要望などを伝えるのですが、これを50人に対して行います。会社がコンサルを入れて評価制度を刷新しましたが、項目が多い一方、プロセスを評価する基準の言葉が曖昧でした。エンジニアは普段お客様先に常駐しているので、詳細な行動が掴めておらず、曖昧な基準による評価を下すことで、被評価者からの不満につながってしまったこともありました。自身に与えられていた権限の中で、どう改善すべきかを常に思考し実践しながら、納得感のあるマネジメント手法を模索していました。

ーー識学と出会ったきっかけを教えてください。
マネジメントの正解を求めていろいろ情報収集する中で、書籍やYoutubeチャンネルで識学を知りました。

ゴルフ同様、数字で評価する重要さ

ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
プロセスは関係なく、結果の“白黒”で明確に判断するところに非常に引かれました。プロセス無関係の結果の数字だけで決まるゴルフの世界に長くいたことにより、日々のマネジメントに違和感を感じていた部分もあったかと思います。自分が求めていた納得感のある世界がここにあると感じ、自身のマネジメントでも試していく中で効果を実感したこともあり、この理論を深く学び、いっそ伝える側に回りたいと思ったのです。

ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
これまで、引継ぎを含めて20社ほど、基本サービスやマスタートレーニングを手掛けています。コンサルタントとしての日が浅い時に、長く自己流のマネジメントを続けてきて、成果を上げてきた経営者のペースに持っていかれてしまうケースがありました。話が逸れていき、思うように動いてもらえないというパターンです。識学導入後間もなかったこともあり、信頼関係が構築し切れていなかったことが大きな要因だと思います。

ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
最も大切と考え、実践したことは、誠意をもってクライアントと向き合い、同じ目的に向かって進んでいくという明確な意思を行動で示すこと。具体的には、コンサルタント側の提出期限があるものは前倒しで提出、クライアントへの依頼が期限内に提出されない場合は、都度不明点を確認・解消しながら進めていきました。その結果、熱意が伝わり、代表の行動が変わり、識学浸透速度が加速しました。
また、必要に応じ、上司に方向性を決定してもらい、それ以降の進行を自分が巻き取っていくことも行っています。

ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
海外留学経験があるということで、アメリカ拠点企業のお客様を引き継いだケースです。日本語でも時に理解の難しい理論を、時差もある中、第二言語でお伝えするというチャレンジングなオーダーでした。結果的に24回のセッションを終え、経験豊富な管理職のお客様より、「ここまで体系立てられたものは見たことがない。これまでの自身のマネジメントでの失敗が説明できるようになった。」というお言葉をいただきました。成果として、別の経営幹部のトレーニングというリピートオーダーに繋がりました。
また、国内で基本サービスとして会議同席を行った企業では、目標達成率50%ほどだった部署において目標の不明確さや経過への介入、感情的な対応といった問題点を抽出し、継続的にその改善を図ったところ目標を大幅達成できたことは、強く印象に残っています。


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