コンサルタント紹介

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営業部
有井 崇(Takashi Arii)
大学卒業後、証券会社に入社。一貫して営業やディーリングに携わったが、会社が買収され経営方針が変わり、それまでのやり方が認められず、会社に居続けることが難しくなってしまう。そこで、スピンアウトし受け皿となる証券会社を設立しようと考えるも、当局に申請し許可を得るまでに1年かかりとわかり断念。その後、新しい道を模索し、識学に入社。

インタビュー

以前は、苦労しかなかった

ーー簡単な自己紹介をお願いします。
大学卒業後、証券会社に入社しました。一貫して営業やディーリングに携わった後、会社が買収され、経営方針が変わったのです。それまでのやり方が求められなくなり、私だけでなく部下もその会社に居続けることが難しくなりました。
そこで、スピンアウトして受け皿となる証券会社を設立しようと考えましたが、当局に申請し許可を得るまでに1年かかるとわかり断念。それぞれがそれぞれの道を模索することになり、私は識学に入社することにしました。
ーー業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。
入社7年目に営業係長となって初めてマネジメント職となりました。その後、支店長や営業部門の責任者を務めました。部下の最多人数は最後の営業責任者時代の25名です。

ーー識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中でマネジメントについて苦労した経験を教えてください。
苦労しかなかった、という感じです。まずは、部下の能力がなかなか向上しなかったので、業績責任を果たすために自ら営業に走るという状況が続きました。このため、業績目標は達成しても、部下の成長から目を背けていた感があります。そんな状態が最後まで続いていたと思います。
24時間取引のディーリングを担当していて、夜中の2時まで仕事をし、翌朝は6時から仕事を始めるといった生活を続けて業績を維持していたわけですが、そんな生活に限界を感じました。ところが、会社が別の証券会社に買収され、組織の運営方針が変わりました。

ーー識学と出会ったきっかけを教えてください。
新たに証券会社を設立しようと、ネットワークづくりのためにいろいろな会社に訪問したり調べる中で、識学を知りました。

「当たり前ではなかった」というギャップの存在

ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
識学の理論に触れ、マネジメントで悩んでいたことの答えがすべてここにあると感じたのです。証券会社の設立は、当局の認可が下りるまで1年かかるとわかったので断念するとともに、共感した識学への入社を決めました。自分が抱いていた同様の悩みを多くの人が抱いているに違いなく、ニーズが大きいと確信できたことが大きかったです。

ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
例えば、管理職として業績数字を意識することや、そこに対する責任意識など、自分自身がこれまで当たり前だと思っていた識学理論にも通じることが当たり前ではない人がいるというギャップに面食らったことです。

ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
お客様が識学理論とのギャップの存在を理解し、行動を変えてもらうには時間がかかります。性格によってそのスピードも変わります。これを促進させるには、自らの行動変容によって部下の行動も変化することを認めてもらうことが決め手となります。その最初のきっかけづくりに特に力を入れています。
具体的には、部下をどう成長させたいのか、そのためにはいつまでに何をしなければならないのかを掘り下げる質問をし、課題を明確にしていくという方法を取っています。

ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
お客様から、「部下が自発的にこういうことができるようになった」という報告を受けた時です。それまで、部下はこういう人間であると思い込んでいたけれども、それは自分の思い込みに過ぎなかったことだと気づいた瞬間の表情が印象的ですね。
識学は何か特別な理論だとは思いません。みんなが気づいていない事実、錯覚していることをロジックにしているだけです。それを認識し、行動を変えていただくだけのトレーニングです。だからこそ強いのだと認識しています。

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