「識学を日本のスタンダードにすること」に強く共感
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
識学のマネジメント理論に共感したのはもちろんなのですが、もともと学校教育に不満を持っている部分があって、識学ならそれを解決できると思ったんです。というのも、今の子どもたちは“くれくれ”で「もらうからやります」というスタイルなんです。本来であれば、まずは自分が与えてからもらわないといけない。でも、学校教育ではすべて逆なんです。あと親も含め、宿題さえやれば結果が出なくてもオッケーという環境を変えることができれば、その人たちの思考も変わってくるはずです。
代表の安藤は以前から「識学を日本のスタンダードにするのが夢」と言っていて、「国語・算数・理科・識学」となるくらい必要なものとして認識されたいと言っています。識学ならわたしが抱いている学校教育への不満を解消できると信じています。もともと好奇心旺盛でチャレンジしたい気持ちもあったので、塾に通う受験生が困らないタイミングで20年ほど働いていた塾を辞め、思い切って識学に転職しました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
営業活動では苦労することもありますが、コンサルタント活動では苦労することはありません。識学の考え方が腹落ちしているので、逆にお客さまとのコミュニケーションのなかで答え合わせをしているような状態です。もちろん伝え方などに不足はあると思いますので、常にブラッシュアップを図りながら臨んでいます。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
もともとルールもなく、幹部陣が寄り添い型で部下のご機嫌取りをしているような組織でした。トップの指示すら聞かないような状態だったのですが、ルールを決めたり評価制度を入れたりした結果、部下が目標に向かって成果をあげるようになって業績も向上しました。本来幹部陣が取り組むべき業務に集中できるようになったともご報告いただきました。