お客様の業績V字回復から再確認した「ルール設定」の大切さ
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください
その後、識学の「伸びる会社は『これ』をやらない!」という書籍を読み、「これは間違いない理論だ」と感じたんです。それと同時に、誤解を恐れずにいうと、識学のマネジメント理論は、言ってしまえば当たり前のことだと感じました。世の中の自己啓発本にはいまも昔も同じことが書かれていますよね。つまり、当たり前のことは世の中からずっと求められるんです。識学のマネジメント理論は「当たり前」をすべて事実として伝えています。だからこそ、世の中から求め続けられる理論だと確信して入社することにしました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
マネジメントの経験がなかったこともあり、コンサルタントになった当初は理論をお伝えする上での難しさを感じたことはありました。とくに、ロジックを持ってご質問をいただいた際に、識学の理論どおりにお答えすれば問題ないのですが、自信のなさから明確にお答えできないときがありました。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
識学の理論どおりにお伝えし、理論どおりに実践していただくことにどれだけ集中できるかを意識しました。そのためにも、まずは必死に識学のマネジメント理論を勉強しました。その上で、トレーニング中に本質と外れた部分に着目されないよう、伝えたいことを明確にするための準備を徹底しました。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
タレントマネジメントを事業とする企業さまなのですが、業績が思わしくない中で識学を導入いただきました。その結果、「業績がV字回復して投資家からもすごく評価を受けている」とご報告いただいたのは印象に残っています。その企業さまに限った話ではありませんが、スタートアップの企業さまは基本的にルールがないことが多いので、ルールをつくるだけでだいぶ変化します。その企業さまもルールがない状態だったので、まずは週報の提出ルールなどのルールづくりをした結果、業績がV字回復しました。