「経過」ではなく「結果」を管理するようにしたことで、売上が拡大
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
いくつかありますが、まずはもともと前職で問題解決型の営業をやっていたので、その経験をコンサルティングとして活かさないかと考えました。あとは、識学の原理原則に興味を持ったのが大きくて、自分自身のマネジメント方法に違和感を抱き、さらには成績も上がらない状態でした。一方の識学は、そういった世の中のマネジメント手法に対して逆説的なアプローチで、なおかつ原理原則に落とし込んだマネジメント手法だったので興味を持ち面接に進みました。そこで「一つ飛ばし」や「経過介入」などの識学のロジックを聞いて、なぜマネジメントで苦労していたのか分かったんです。識学の原理原則を学び、広げる立場として働きたいと思い入社しました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
理解まではしていただけるのですが、腹落ちまではしていただけず、実践していただけなかった時は苦労というか力不足を感じました。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
当時はコンサルタントとして一方的に「伝える」だけでした。お客さまからしたら「分かるけど、あ、そうですか?」と。なので、「伝える」だけではなく、「行動する」ことを意識しないといけないと考えました。そのためにもお客さまの状況や業界について知り、そのうえで、お客さまの過去の経験や実情などと結びつけて認知して頂くことが必要です。その結果、腹落ちし、実践していただけるようになりました。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
トレーニングをはじめて4ヶ月くらい経った車の販売店のお客さまから「トレーニングを受けたことで2位以下の拠点に対して売上がダブルスコアになった」と聞いたときは嬉しかったですね。トレーニング前は感覚でマネジメントをされていて、さらには経過にもどっぷり介入されていました。そこで感覚ではなく識学どおりのロジックのマネジメントにし、経過も結果に変えたことで、2位の拠点を大幅に上回る売上を記録できたのだと思います。