識学を「正しく」伝えることを徹底的に訓練し、リピートを受注
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
まだ新聞社に勤務している時に、取締役経営推進部長の池浦に会うことになったんです。当時のマネジメントで抱えているストレスを分かりやすい話に落とし込みつつ、識学のマネジメント理論を解説してもらい、識学に興味を持ちました。当時は読売新聞社という大手に勤めていて、さらにポストも確約されているような状態。転職することすら考えていなかったのですが、年齢や今後の自身の成長などを考え、安定を捨ててでもチャレンジしたいと思い転職しました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
伝えるという意味ではとても苦労しました。私自身、入社当初は識学のマネジメント理論をインプットするところからスタートしたのですが、最初の「知る」という段階はとてもおもしろいんです。ただ、それを正しくインプットし、伝え、きちんと認知を取っていくとなると難易度が高くて、とても苦労しました。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
妻を相手にロープレしました。というのも、妻のように識学のことを何も知らない人間が相手だと、識学のマネジメント理論を熟知している社内の人間では疑問に思わないようなことも疑問に思うんです。実際にトレーニングをする企業さまも識学の理論を知らない状態からスタートするので、よりその状態に近い妻を相手にロープレしたほうが、より気付きを得られると考えたんです。社内では得られないような細かいフィードバックをたくさんもらえたおかげで、伝えるだけでなく、認知を取っていくためのコツみたいなのを習得できました。妻に感謝です。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
岩手で製造業を営んでいる企業さまなのですが、代表者自身、組織改革を実施しようとしている最中に識学のことを知っていただき、私がトレーニングをさせていただきました。中でも、「事実でのマネジメント」について有益だと感じていただけたようで、3人の社員さまをプラスしてリピートしていただけたんです。私自身、初めてのリピートだったということもあり、とても印象に残っています。