コンサルタント紹介

プロフィール

コンサルタント
セールス・プロモーション部 課長
岡田 翔(Sho Okada)
明治大学商学部を卒業後、大手人材会社に新卒で入社。人材派遣の紹介業務をメインに、リーダー向け研修や障がい者雇用支援にも従事するなど、人材のトータルコンサルティングを12年にわたり経験。その後識学に入社し、現在はコンサルタントとして活動する。

インタビュー

識学とは真逆のマネジメント手法で感じた苦労

ーー簡単な自己紹介をお願いします。
幼少の頃からスポーツが好きで、野球、サッカー、体操、陸上、ラグビーなどさまざまなスポーツを経験してきました。今も休みの日にはスポーツ観戦に出掛けています。経歴としては、新卒で大手人材会社に入社しました。お客さまからいただくオーダーに対し、適切な人材をご紹介する業務をメインに担当。その他にも、リーダー向けの研修や障がい者雇用支援にも携わるなど、人材のトータルコンサルティングとして12年ほど働いていました。
現在は識学コンサルタントとして、 ITや飲食、教育、製造販売などの企業さまの支援を担当してきました。とくに30〜100名規模で成長フェーズにある企業さまの支援をさせていただくことが多いです。
ーー業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。
前職の人材会社で入社8年目に北陸エリアのエリアマネージャーに抜擢され、約30名の部下のマネジメントを行なっていました。

ーー識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中でマネジメントについて苦労した経験を教えてください。
識学とは真逆のマネジメント手法だったので、それが成果につながらず苦労しました。というのも、前職はモチベーションマネジメントに特化した会社だったんです。業界柄、お客さまとのトラブルが多い仕事なので、どうしても部下のモチベーションが落ちてしまう。それを理由に退職されないように親身になって相談に乗るなど、いわゆる飲みにケーションなどで部下との距離を縮めていました。ただ、それが成果につながっているかというとそういうわけでもなく……。マネジメントのやり方に対してずっと疑問を抱いていました。

ーー識学と出会ったきっかけを教えてください。
ステップアップを目的に転職活動をしていた時に、転職サイトでたまたま識学の募集を見かけたのがきっかけです。

識学に沿った評価制度で、お客様の業績が大幅拡大した

ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください
識学について調べていくと、早稲田大学のラグビー部に識学の組織マネジメント理論を取り入れたと知ったんです。企業だけでなく、スポーツチームすらも強くしてしまう理論に興味を持ちました。それと同時に、それまでやっていた自分のモチベーションマネジメントをことごとく否定されていることに衝撃を受けたんです(笑)。確かに飲みニケーションなどをすれば部下との距離は縮まりますが、上司と部下の関係性が薄れてしまいます。
私自身の経験からそういったマネジメント方法を良しと考えて実践していただけで、間違えていることにすら気づいていませんでした。他にも勘違いしている組織はあるはずなので、「識学のマネジメント理論を広く伝えていかないといけない」——そう思い、転職を決意しました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
1年ちょっとコンサルタント活動をして感じたのは、感情的なマネジメントを当たり前のようにしている企業さまが多いということ。私も同じようなマネジメントをしてきたので、経験も踏まえて間違っているとお伝えするのですが、中には、「識学の有利性は分かるけど、納得できない」と反発されるお客さまもいらっしゃいます。私よりも圧倒的にキャリアが豊富なお客さまも多いので、識学のマネジメント理論を伝え、実践していただくことの大変さを痛感することもあります。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
お客さまの反発に対して「合わないなら終わりにしましょう」と感情的になったりするのではなく、腹落ちしていただけるまでひとつずつコツコツと伝えるようにしています。その際、すべてを否定するのではなく、私もマネジメントで行き詰まっていた経験から、今のマネジメント方法のメリットを伝えた上で、「では、デメリットはないですか?」とお聞きすると、「確かにこういう点が良くない」といった感じで少しずつ共通の認識が増えてくるんです。実践していただく難しさを痛感する反面、伝わって効果を上げていただいた時はとてもやりがいを感じます。

ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
10年ほど飲食店を経営されている社長さまの話なんですが、トレーニングを始めて1ヶ月が経った頃に「過去最高の売り上げが出た」と嬉しいご報告をいただきました。というのも、その社長さまも距離を縮めるモチベーションマネジメントをされていたんです。その結果、責任の範囲や役割が曖昧で、コミュニケーションを取っていながらも、現場の店長たちは「社長から何を求められているのか」が明確ではありませんでした。
そこでまずは、スタッフと距離を置くことを伝えるとともに、現場の店長たちに対し、やって欲しいこととその理由、そしてそれが評価になることを明確にしていただくように伝えました。すると、それまでずっとスタッフ自身で考えて悩んでいたことが明確になっただけでなく、余計なことで悩むことがなくなり、社長さまから求められることに集中できる環境が出来上がったんです。新たなシステムを導入するなど、抜本的な改革をしたわけではないので、私自身、識学のマネジメント理論の正当性を実感したエピソードでもあります。

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