評価制度が会社を変える
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
就職活動で製薬会社を志望したのは、人々を救いたいという思いが動機になりました。自分は医師や薬剤師にはなれないが、医師や薬剤師と共に仕事を通じて病気で苦しむ人を救おう、との思いです。
識学を知った当時、製薬業界には25年以上身を置いていました。次は何の役に立つかを考え、自分のようにマネジメントで苦しんでいる人を識学で救おうと思い立ったのです。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
幸いなことに、まだ「苦労」と言える経験はしていません。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
まだ途中ですが、具体策を一つひとつ着実に実践に移し、その効果を顕在化させて「こうすればいい」と納得してもらえるよう、アプローチを続けています。
ーー今後のビジョンを教えてください。
識学のコンサルタントになって、識学理論を組織に浸透・定着させるためには評価制度の導入が不可欠であると再認識しています。これがないと、社長に近い関係性の人が評価されるといった不公平な風潮になりがちで、かつ部下は何をどこまでやるべきかが不明確だからです。評価制度を構築することは、組織運営の根幹に迫り企業をガラッと変えられる力を持つと確信していますので、今後、力を入れて取り組んでいきたいと考えています。