会社を変えるには、トップやマネジメントを変えなければならない
ーー簡単な自己紹介をお願いします。
いまは、新規事業開発室でコンサルタントの品質を標準化しながら、いかにレベルアップをしていくかということをメインに、セミナーを開催したりコラムや書籍を執筆したりしています。経歴としては新卒で入社した人材系の会社を経て、現在のジェイエイシーリクルートメントに入社し、名古屋支店長や部長職を歴任しました。そして、識学が設立された年に識学に入社。半年後の2016年4月には、大阪支店を立ち上げて支店長として3年ほど働いていました。
ーー業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。
前職のジェイエイシーリクルートメントで10年強の期間、30〜50名のマネジメントをしていました。
ーー識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中でマネジメントについて苦労した経験を教えてください。
メンバー間にはびこる固定観念の打破と希望退職者を募るときは苦労しました。たとえば、リーマンショックをきっかけに少しずつ下がった手数料をあるタイミングで上げると、メンバー層からはさまざまな理由をつけて反発が起こりました。でも、結果的にはそれでも契約を取ってこれる。固定観念を打破するまでの経過に苦労しました。あとは、リーマンショック後に希望退職者を募ったのですが、新卒のメンバーらにも声をかけていました。これをマネージャー2年目で任されて、当時はマネージャー陣で飲みにいっても、帰りのタクシーでみんな泣いていましたね。苦い思い出です。
ーー識学と出会ったきっかけを教えてください。
前職時代、人材を斡旋するなどによって企業の課題解決をしていたのですが、12年間働いて限界を感じていたんです。もちろん人材を斡旋するのも価値のある仕事ですが、会社が変わるためにはトップや組織自体が変わらないといけないなと。そこで、コンサルティングのような職に就きたいと考えていたときに、ちょうど転職サイト経由で識学からオファーがあり知りました。