「識学で社員と意思疎通がしやすくなった」と評価
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
ちょうどその頃、会社が営業職員のマネジメントの参考にと、スポット的に識学を取り上げてトレーニング風景の動画を流したのです。それを見て、「識学はどの業界でも通用する理論に違いない」と確信し、これを伝える側に回ろうと転職を決めました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
ある経営者に識学理論の一部を伝えたところ、「それは識学が間違っている!」と否定されてしまい、それ以上その理論について話すことができなくなってしまったことがあります。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
もちろん、識学理論が間違っていたわけではなく、私の伝え方が良くなかったので間違った伝わり方をしてしまったのです。そのことを反省して後日、伝え方を工夫し、最終的に納得してもらえました。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
同じクライアントのケースです。その経営者は創業者で会長職に就いており、子息を社長にしていました。会長は創業後40年ほどカリスマとして牽引してきたわけです。しかし、組織運営の仕組みやルールなどがない中で、それ以上成長させることは難しいと判断、識学の導入に到りました。
受講する会長の姿を見て、社長が「これまで会長が誰かから学ぶといったことはなかったが、初めて人から学ぶ姿を見た」と言われた時、識学理論の力と確かさを感じました。そして、私のような識学社員の立場でもこのような経営者に伝え、トレーニングすることができるところに、識学の素晴らしさを実感したとともに、やりがいと責任を感じた次第です。
その後、この会社では幹部にも識学のトレーニングを行いましたが、会長や社長からは「識学という共通言語ができて意思疎通がしやすくなった」と評価して頂きました。