セミナー情報

自社を倒産という事象から回避させるマネジメント
〜「社員にとって居心地の良い環境づくり」という意識を捨てることから〜

企業が市場から価値を認められなくなったとき、倒産という事象に向かいます。こうした中、とりわけ黒字決算を維持できている企業においては、倒産という事象が自社とは無縁なものと認識しつつ、顧客満足度だけでなく従業員エンゲージメントを高めることに取り組んでいるケースが少なくありません。
一方、本来の従業員エンゲージメントとは異なり、ただ単に社員の居心地の良さを追求する取り組みが多いのも事実です。

例えば、自由な雰囲気で、組織共通のルールが無く、社長をはじめとする経営陣に直接意見・主張・批判が言えるような環境。また、物理的にも、本人が出した結果とは無関係に多くの賞与を支給したり、ビリヤード台や卓球台を設置したりすることなどが挙げられます。
しかしながら、こうした取り組みを行えば行うほど、「社員が成長しようとしない」「上司の指示を聞かず勝手な判断で動いてしまう」「離職率がむしろ高くなってしまった」等のマイナス面が強調されるようになり、気付いたときには、減収基調に転じて膨らんだ固定費をカバーできず損益分岐点を割り込み、容易には黒字転換し難いほどの赤字経営に陥ることがあります。

実は、「黒字決算と赤字決算を繰り返している企業」や「多くはないものの安定的に黒字決算を維持している企業」よりも、『黒字額が大幅な拡大基調で推移している中、社員の居心地の良さを追求することに注力しはじめた企業』の方が、短期的な観点において倒産という事象に向かいやすいのです。

「社員にとって居心地の良い環境づくり」という意識を捨てるとは、どういうことなのか?そして、その上でどのようなことに取り組めば、倒産という事象から自社を遠ざけることができるのか、理論を交えてお話させていただきます。

こんな方におすすめ

〇社員に対する報酬や福利厚生に力を入れているものの、規律や統制が取れない組織になりつつあると感じている経営者
〇社員の定着率やモチベーションを高める方法として、精神的にも物理的にも居心地の良い環境を用意しようと考えている経営者
〇倒産という事象を自社と無関係な位置に置いておきたい経営者

登壇者

株式会社識学 コンサルタント
浦野 宏司
2000年4月、国内最大の企業信用調査機関である株式会社帝国データバンクに入社し、本社産業調査部に配属。
全国から寄せられる法人向けアンケート調査などの案件に従事。
2008年10月に東京支社の信用調査部門に異動し、中小企業・中堅企業を主体とした信用調査業務を11年間にわたって手掛け、2019年10月にマネージャーへ昇進し、10名強のマネジメントに従事。
一方、メンバーにモチベーションを与えようとする自身のマネジメントが機能せず、チームの成績低迷とともに離職者が相次ぐ中、識学のロジックに出会い、これまでの自身のマネジメントがメンバーの成長につながらず、勝てないチーム作りになることに気付く。
そして、識学を通じて、自身と同じようにマネジメントに悩むリーダーの一助となるべく、2022年6月より株式会社識学に身を移し、現在コンサルタントとして活動中。

開催概要

・開催日時
2023年1月25日(水)16:00~17:00

・受講形式
パソコンやタブレットを通じての「WEB受講」となります。

受講用URL:https://zoom.us/j/97430128992

※受講用URLには対応するパスワードが必要です。 パスワードは下記の申込フォームにご入力頂いた後、メールにてお送り致します

・定員
50名

・料金
無料

・問い合わせ先
識学開発部マーケティング推進室 TEL:03-6821-7488

・セミナー対象者
経営者の方向けの内容となりますが、参加に制限はございません。

申し込みフォーム

※お申し込み後、ご受講方法のご案内メールが送られます。10分以内に届かない場合は、恐れ入りますがお問い合わせからご連絡くださいませ。

本セミナーは終了いたしました。