細かくレベルも低いルールが増えた
ーー簡単な自己紹介をお願いします。
大学卒業後、新卒1期生として識学に入社しました。入社後、営業の仕事に就き、2年目から新卒や第二新卒の若い社員を育成する課の課長を拝命し、主にマネジメント業務を手掛けました。また、それとともに新規事業の立ち上げにも関わりました。現在の大手企業の専門部隊であるエンタープライズ課も、自ら立ち上げたセクションになります。
ーー識学と出会ったきっかけを教えてください。
就職エージェントで「新卒1期生を募集している会社がある」と紹介されました。
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
1期生として前例がないならいろいろできそうだと感じて興味を持ったのです。当時、いずれ起業したいとの思いもあり、面接で安藤社長にそう話すと「識学での経験は絶対に起業の役に立つ」と言われ、背中を押されました。
ーー業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。
入社2年目に就いた課長職においては、最多で30名ほどの部下がおりました。
ーーこれまでの自身の経歴の中で、マネジメントについて苦労した経験を教えてください。
社会人経験が識学しかなく、入社後は識学に基づいたマネジメントを受け、課長になって以降も識学に基づいたマネジメントを行ってきました。したがって、「メンバーが育たない」「マネジメントを理由に人が辞める」「メンバーが言うことを聞かない」といった苦労は特にありませんでした。
但し、新入社員ばかりのセクションであったため、ごく基本的な社会的常識が身についていないことによるズレがありました。あまりに当然のことはルール化しなかったところ、「ルールになければやってもいい」と曲解され、言い訳の材料にされてしまったのです。そこで私も「ならばルールをつくらなければ」と考えてしまうことで、細かくレベルも低いルールがどんどん増えていってしまいました。そこに気づいて、レベルの低い社会的常識はいちいちルール化せず、都度指摘する形に修正していきました。