コンサルタント紹介

プロフィール

上席コンサルタント
営業部 課長
渡會 剛至(Tsuyoshi Watarai)
同志社大学文学部を卒業後、法務省矯正局に入省。非行少年の面談や行動観察、矯正教育のカリキュラム管理や行事運営などに13年ほど携わる。法務省退職後、注文住宅販売会社に入社して1年目でトップ営業となり、2年目で事業責任者を任される。その後は、個人事業主としてコンサルティング業に従事しながら学校設立を目指す中、組織作りに悩み、解決方法を模索しているなかで出会った識学のロジックに共感し、識学に入社。
▼コンサルティング実績

インタビュー

良かれと思い、常に部下を細かくチェックしていた

ーー簡単な自己紹介をお願いします。
大学で学んだ心理学を活かし、法務省矯正局で13年ほど働いていました。最初の8年は非行少年との面談や行動観察を繰り返すことで、どのような経緯で非行をしてしまったのかなどを明らかにしていました。後半の5年は、さらなる非行を抑制するための矯正教育カリキュラムの作成・管理や行事の運営に携わりました。

その後は民間の住宅販売会社に転職し、注文住宅の営業としてキャリアを1年積んだのち、2年目からはその会社の子会社に転籍し、新規事業の責任者として2年ほど働きました。

それから個人事業主のコンサルティングとして独立し、建築業や建設業、飲食業、不動産業などのコンサルティングとして3年ほどキャリアを積みました。
ーー業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。
法務省に勤めていた頃に20名程度、注文住宅の販売会社では5名のマネジメントをしていました。

ーー識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中でマネジメントについて苦労した経験を教えてください。
メンバー全員に指示を出さないと気が済まない性格で、自分の思ったとおりに動いているかを常にチェックしているようなリーダーでした。自分の下のリーダーを飛ばして指示を出すだけでなく、経過にもどっぷり介入していたので、指示どおりにしか動けなかったり、自責で考えられなかったりといった部下を育ててしまいました。

ーー識学と出会ったきっかけを教えてください。
自分も投資をするので、識学が上場をするタイミングでなんとなく知っていて、ビジネスモデルもおもしろいと感じていました。ただ、具体的なことまでは知りませんでした。

識学のロジックが浸透し、コロナ禍でも過去最高の売上に

ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
個人でコンサルティングの仕事をしていたときに、自分自身、組織を作ることの必要性を感じていました。でも、経験もなければ能力もなかったので、何か勉強したいと思ってまわりに相談したら「識学というのがある」と教えてもらいました。具体的な内容は分からなかったので調べてみたのですが、サービスの内容を聞くよりも仕事の内容を知りたくなってしまって。転職サイト経由で実際に会いにいきました。

わたし自身も少年院でずっとカリキュラムなどを作っていたので、識学のロジックをひとつ聞いただけで全体像が見え、「穴がないロジックだ」と感じ、これは学ばないといけないと思い入社に至りました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
伝える側のコンサルタントであるにもかかわらず、受講者の話を聞きすぎてしまったり、ついつい心理学を踏まえて話してしまったり。これまでの経歴でついたクセを排除するのに苦労しました。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
コンサルタントになって半年くらいは、シンプルに識学のロジックを伝えることに集中しました。すると、トレーニング中に横道に逸れることも減り、より認知が取れるようになりました。以前は「渡會さんと相談している」状態だったのですが、ようやく「識学のコンサルタントと話をしている」という状態になりました。

ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
自動車整備工場を営んでいるお客さまなのですが、地元でも有名でいつも車がぎゅうぎゅうに止まっていて忙しそうにしていたんです。

でも、トレーニングをはじめて3ヶ月くらい経った頃に新型コロナウイルスが流行りはじめてしまって。3月に工場を訪れた時には車がほとんどなくてガラガラの状態だったんです。「コロナで大変なんだな」と思って聞いてみたら、3月は過去最高の売上を記録したとおっしゃっていました。

受講された経営者のかたは60歳近いベテランで、従来のやり方を変えたがらない頑固なタイプだったんです。でも、識学のロジックを伝えて完全結果で業務を進めるようになると、それが今度は工場長まで浸透し、それまでは「月末までに終わらせればいい」という考えだったのが、期限も含めて部下に指示を出したら生産性が上がり、1週間も前倒しで終わるようになったんです。

それだけではなく、社長さまの業務が減ったことで時間に余裕ができ、翌月の4月はさらに過去最高を叩き出したと聞いて本当に驚きました。

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