コンサルタント紹介

プロフィール

コンサルタント
コンサルティング部
森 幸一郎(Kouichirou Mori)
大学卒業後にベンチャー企業に入社しホットヨガなどの新規事業立ち上げに従事の後、商業施設ディベロッパーに転職。13年半、主にテナントの売上拡大の支援業務を手掛ける。その後、識学に入社。

インタビュー

自分が納得できるよう部下育成(マネジメント)ができない

ーー簡単な自己紹介をお願いします。
大学卒業後にニッチな新規事業の立ち上げをテーマとするベンチャー企業に入社し、3年ほどネットカフェやホットヨガ事業に携わりました。その後に商業施設のディベロッパーに転職し、テナントの売上拡大を支援し土地の価値を高め契約更新に繋げる営業を10年強、施設管理を3年ほど手掛けます。その後、識学に入社しました。
ーー業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。
ディベロッパー時代の3年目から10年ほど、正社員およびパート社員をマネジメントしました。
ーー識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中でマネジメントについて苦労した経験を教えてください。
部下を成長させたいと考え、マネジメントの本を参考にしつつ、背中を見せる、細かく指示する、反対に指示せず任せるといったようにいろいろ試しました。10年間で社員やパート社員の方をマネジメントしましたが、自分が納得できるようなマネジメントができていないと感じたことです。
ーー識学と出会ったきっかけを教えてください。
そのようにマネジメントには迷いがあったので、参考になる情報を常に探していました。そんな中でたまたま書店で『リーダーの仮面』を見つけたのです。メンバーとの関係づくりのために毎晩のように飲みに行くなど、自分がしていたことが全て「やってはいけない」と書かれていて「これだ!」と思いました。

できる限り数値化し、感情と数値を切り分ける

ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
きっかけは、部下の質問に答えられなかったことです。会社の人事考課は、業績の定量評価と行動などの定性評価が半々で行われていましたが、同じ行動が別の部署では3点で、こちらの部署では2点なのはなぜなのか、という質問です。会社には明確な基準はなく、マネージャーの感覚や価値観で点数をつけざるを得ませんでした。
そんな問題を人事にぶつけても「上司が部下の行動を見て判断して下さい」と言うばかり。それ以上の回答は得られず、改善にも向かいませんでした。しかし、自分には当該知識がなかったので会社に提言することもできませんでした。この会社が好きだからこそ、より成長できるような組織マネジメントを学び、いつか恩返しをしようと識学に転じることにした次第です。ですから、この重要性に気づかせてくれた前職には感謝しています。

ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
難しいことほどやりがいを感じるタイプなので苦労を感じたことはないのですが、一番難しさを感じているのは“感情のコントロール”です。識学は理論として正しくても、その理論を伝える側も聞く側も人間で、理論を用いて組織を動かすのも人間。人間は“感情の動物”なので、つい感情を制御できなくなる瞬間があるからです。感情に任せることは識学的ではありません。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
できる限り数値化し、感情と数値を切り分けることがポイントだと考えています。信頼していた部下が裏切るような行動をしても、感情に左右されるのではなく、その事実が数値目標にどう影響しているかを見る、といったようにです。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
設問の回答にはなっていませんが、全般的に合意した改善策をきちんと実践している経営者はうまくいっている場合が多いですし、実践していなければ当然のように改善されません。後者の場合は、次回の期日までに実践してもらうことを約束するだけです。

コンサルタント一覧

お問い合わせ

経営運営でお悩みのことはありませんか?
4,000社以上の組織運営課題を解決してきたマネジメント
理論と経験を用いて、御社のお悩みを解決します。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
お電話でのお問い合わせはこちら

03-6821-7560【受付時間】平日 08:30~17:30