コンサルタント紹介

プロフィール

M&Aコンサルタント
事業推進部
山口 隆之(Takayuki Yamaguchi)
新卒で住宅メーカーに入社し、注文住宅の営業としてキャリアをスタート。その後、外資系の医療機器メーカーに転職し、外科医をメインにサポート。営業先である病院の事業継承問題をきっかけにM&Aの仲介企業に転職。その後、医療系のベンチャー企業を経て識学に入社。

インタビュー

M&Aが後継者問題を解決する

ーー簡単な自己紹介をお願いします。
M&Aが後継者問題を解決する手段になり得ると思い、異業種からM&Aの仲介会社に転職しました。譲渡企業、譲受企業のM&A支援をする中で、それぞれの当事者が正しく意思決定できること、またM&A後のPMIフェーズにおける組織運営の重要性を痛感しました。
ーー業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。
販売戦略のセクションで統括責任者として関東、中部、東北エリアの販売店、のべ300〜400名のマネジメントを担ってきました。

ーー識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中でマネジメントについて苦労した経験を教えてください。
居心地は確かに良く、とくに悩んだり苦しんだりなどということはありませんでした。しかし、上司と部下という位置関係は希薄になっていったように感じています。

ーー識学と出会ったきっかけを教えてください。
転職サイト経由で識学からメールをもらったのがきっかけです。

お年寄りでも理解できる、分かりやすいトレーニングが武器

ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
じつは、前職の医療系ベンチャー企業に入社する前の2019年に識学から最初のメールがきました。そのときはM&Aの仲介会社にいたのですが、仲介会社の場合はビジネスモデル的に「売って終わり」みたいなところがあるんです。識学では仲介という立ち位置ではなく「M&Aとは?」といった初歩的な段階から、独自のプログラムに沿ってお伝えできる。また、組織マネジメントも含め、一貫して会社の成長のお手伝いをできることにバリューを感じました。

ただ、その時は識学の選考を受けず、医療系のベンチャーに転職してしまいました。期待をもって入社したものの、入ってみたら組織がめちゃくちゃで……。改めて組織の重要性を実感し、識学への転職を決意しました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
伝えることの難しさですね。自分の頭の中ではわかっていながらも、受講者が理解し、腹落ちするまで伝えることに苦労しました。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
M&Aは少し特殊で、どうしても理解しにくい専門用語がしばしば出てきます。でも、トレーニングを受けている方たちはM&Aに明るくない方も多くいらっしゃいます。

なるべく、お年寄りや子供でもわかるような表現を使うように意識しました。それでも理解できない方がいらっしゃる場合は、しっかりと立ち止まり、いろいろな事例を交えながら、理解できるまで丁寧にお伝えするようにしています。

ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
建築・土木系の企業さまなのですが、ある企業を買収しようとしたところ、取引が成立しなかった経験をお伝えいただきました。提示金額が別の買い手よりも低かったこともありますが、選ばれる要素は金額以外にもたくさんあります。

その方は仲介会社から紹介された案件を買収しようとしていたのですが、仲介会社は譲渡案件を仲介することに特化したビジネスモデルであり、自社の意思決定に重要な要素などを丁寧にお伝えする立場ではありません。各々の取引の状況にあった、最適な意思決定をすることが重要です。もしも、その要素まで知っていたら買えていたはずなのですが…。

M&Aは、お相手を知ることを初め、取引に関わってくる仲介業者や専門家の方々の立場を知り、状況に応じた意思決定を自分自身で決めることが重要です。このように情報不足が原因で売買が成立しない方は決して少なくありません。こういった失敗をなくすため、識学のM&Aコンサルタントとして真の意味で成功するM&Aをお伝えしてまいりたいと存じます。

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