株式会社 Smartlog
代表取締役社長 立花 京一 氏 / 取締役 根本 祐輔 氏

お客様について
About

「男の毎日を、もっとおもしろく」をコンセプトに掲げたコンテンツを発信している男性向けメディアがSmartlogだ。
1,500万PV、750万UUの規模感に成長、また2019年1月には日本初の男性向けニュースアプリ『スマログ』をリリースするなど、成長著しいスタートアップのひとつだ。「サービスや事業作りは得意なんですが、経営に関する数字やM&Aの知識には弱かったんです」こう語るのは、同メディアを運営している株式会社Smartlogを率いる代表取締役の立花京一氏と、取締役の根本祐輔氏。
創業者である2人が弊社の「M&A顧問」をいかに事業戦略へ取り入れてきたのだろうか。また、今後どのようなM&A戦略に取り組んでいくのだろうか。

インタビュー
Interview

会社を「商品」として見る発想がなかった
「M&A顧問」の導入経緯や背景について教えてください。
立花京一氏(以下、敬称略)
「もともと僕らの会社では、
① 企業やサービスの買収
② 社内で立ち上げる事業の売却
③ スタートアップへの資金投資
この3つを会社として将来的にも積極的に仕掛けていきたいという思いがありました。ただそこをやっていく上で1番の障害は、僕らに会社を「商品」として見るという発想が全くなかったこと。僕らはサービスづくりの人間なんです。いわゆるベンチャー企業や上場企業のバリュエーションってどう決まっていくのか分からなかったんです。「このサービスはすごい、すごくない」というサービス視点の目利きはできるつもりなのですが、この会社、サービスの適切な価格設定っていくらなんだ?という数字での判断ができませんでした。
「上場企業の株価の変動って何が原因なんだ?」
「中小企業で同じ事業領域の2社でも企業の価格が全く違うのはなぜなんだろう?」
「企業を買収したとして、そのバリュエーションを上げていくためにはどうしたらいいのか?」
こうした疑問に対して率直にアドバイスを頂ける、学ばせていただける方を探していたのが背景にありました。」
今後取り組まれていく「買収・売却・出資」の3つの中で、特に高い優先度で考えられているのはどの取り組みなのでしょうか。
立花
「僕らはメディア運営の会社です。ですので、まずはSmartlogのユーザーが喜ぶ領域のメディアを買収していくことは積極的に検討しています。ライターさんを抱えている企業も含まれますね。また、スタートアップの仲間たちが多いので、そこへの資金投資もあると思っています。単純にスタートアップの仲間たちがベンチャー投資関係で悩んでいるんです。どれくらいが適正なバリエーションなんだろうか、そしてどこからお金をもらうのが適切な判断なんだろうか、など。しかし、相談されても僕も分からなかった。それに対して、経営者としてだけでなく、1人の友人として、イケてるアドバイスをしてあげたいとずっと思っていました。」
経営者として必要な最低限の知識や考え方を学ぶ
「M&A顧問」は、具体的にどのような内容だったのでしょうか。
根本祐輔氏(以下、敬称略)
「コンサルティングというよりは勉強会や研修形式でお願いしています。他社さんはM&Aのセカンドオピニオンサービスとして使われる方が多いと聞きましたが、弊社では基礎的な知識もしっかり抑えていきたかったんです。最初の勉強会は簿記3級の問題を取りあえず最低限解けるようになりましょう、というところからスタートしています。財務三表のような、アカウンティングの基礎も2、3週間ほど。そこからは企業価値算定に必要なDCF法を学びました。これがかなり大変だったのをよく覚えています。最近ですとIPO周辺領域のロジックを勉強しているところです。別件だと、監査法人等の業界背景や役割も教えていただきましたね。」
立花
「実際の経営経験に基づく内容で、非常に実践的な内容でした。簿記3級や会計知識もそのすべてをマスターする必要はなく、経営者としての意思決定に必要な最低限の知識や考え方を抑えておけば充分です。経営者の意思決定に必要な範囲を、実際の起業、経営経験から判断して選ばれていたので、非常に合理的でした。」
M&Aでいい買い手になるには、いい相談者の立場になること
「M&A顧問」を通じて、経営にどのような変化がありましたか。
立花
「まず、1番大きなことは事業としてのベンチャー投資ができるようになりました。それまでは友人ベースの趣味半分で行っていたのですが、ちゃんとこの程度のバリエーションが適切だよねと考え、事業としての投資ができたのは「M&A顧問」導入後ですね。また、ファイナンス系の相談もかなり増えました。しっかり学んだことで、自然と日常会話でもファイナンス系の話をすることが多くなったこともあり、友人の起業家、経営者からの相談回数が3倍ぐらいになった感覚があります。これも教わったことですが、(企業やサービスの)いい売り案件の探し方のコツは、同業ないし周辺業界の経営者から相談が来る立場をつくってしまうことです。別にM&Aの相談だけでなくとも、資金調達やファイナンス、資本政策系の相談が来る人が、1番最初に最新情報をキャッチできるんです。M&Aでいい買い手になるには、いい相談者の立場になることが、1番効率がいいんですよ。」
根本
「IPOに対する認識も大きく変わりました。ベンチャー界隈でIPOを目指す起業家は多いのですが、頑張ればIPOできるでしょ?くらいにしか考えていない人が多いと思います。事業を頑張って伸ばしただけでは不十分で、ちゃんとIPOロジックを分かって正しい方向へ伸ばしていかないと無理なんだと学んだんです。ただ単に「上場したい!」という若手の起業家の後輩に会ったとき、ちゃんとしたロジックでアドバイスできるようになりました。」
起業家から経営者へのステップアップに悩んでいる方へ
根本
「僕が今回の「M&A顧問」を受けて感じたのは「お風呂」みたいなサービスだなと感じています。お風呂って毎日入るのは面倒ですよね。服を脱ぐのも面倒だし、お湯を溜めるのも面倒。でも、お風呂入った後はめちゃくちゃ「すっきり」します。それと同じ感覚で、M&Aやファイナンスの勉強もやるまでは面倒なんです。勝手な先入観が邪魔して、苦手意識をもってしまっていることもあると思います。でも勉強会を通じて一度しっかり勉強してみると、経営に対しての視界が非常に「すっきり」するんです。」
立花
「書籍や動画で勉強する方法ももちろんありますが、やはりマンツーマンの研修スタイルだからこそ満足度が高いです。ルールだけ学んでも、それを実行に移すときは個別具体的な判断が必要になってしまいます。ケースバイケースでの考え方やその手段は、個別研修が最適だと感じています。」
最後に今回のお取り組みを踏まえて、今後どのように事業を展開していきたいか、お考えをお聞かせください。
根本
「会計の知識から、株価算定までは抑えたので、今後は東証や証券会社のロジックを理解していくことが、M&Aの理解につながります。なので今は登山に例えると10合目の2合目ぐらいに来ている感覚です。」
立花
「今後の話をしますと、弊社がいわゆる企業を事業戦略的に買収していくことはあると思っています。しかし、まだまだ具体的なイメージが描けていないというのが現状です。具体的な交渉プロセスや価格選定、買収先への提案の仕方、そして、買収した後に一緒に事業を大きくしていくためにはどうしていけばいいんだろうかといった部分です。ここの“画”をクリアにしていきたいです。Smartlogを強くしていくことは僕たちだからこそできます。ただ、チャレンジしたい、新しく見てみたい世界を0から作るのは難易度が高いことです。だったら、自分たちとは全く違う領域で既にあるものを買収したり、応援したりすることで、一緒に頑張っていけたらいいよね、と2人で話していました。そして、やっぱり原点に戻るのですが、会社をしっかり数字で見られるようになりたいです。起業家として会社を客観的に数字で判断できるようになることで、確実に1つ上のステージに上がると確信しています。サービスをつくることは起業家の仕事なのですが、どこかのタイミングで起業家から経営者に変わっていかなければならない、そんなフェーズがあります。そして経営者になるということは当然M&Aもこなしていかなければならないでしょう。しかし経営者がこうしたファイナンスを実践的に、体系立てて学べる場はいますごく少ないんです。そういった意味で非常にありがたいサービスだなと思っているので、起業家から経営者へのステップアップに悩んでいる方には、特におすすめしたいですね。」

会社概要
Outline

会社名  株式会社Smartlog
所在地  〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-26-7 Faveur Ebisu 3F
代表者

立花 京一

事業内容  男性向けメディアSmartlog[スマートログ]の開発と運用

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