
【初期設定】ユーザーリストの登録で注意するポイント
識学クラウドのシステム管理者が識学クラウドの操作で最初に行うのが、「ユーザー登録」です。
また、ユーザー登録は組織人数の増減によって頻繁に発生する作業になります。
ユーザー登録は簡単な操作で行えますが、入力ルールを守らないとインポート時に不具合が生じてしまいます。
今回はユーザー登録時に起こりうる問題とその対処法について紹介します。
ユーザーがインポートできない原因と対処法
重複しているメールアドレスが存在する
識学クラウドには同じメールアドレスを2つ以上登録することができないため、登録しようとしているメールアドレスがすでに識学クラウド内に存在しているとエラーが生じます。
一括登録用のユーザーリストをインポートする際も、既存ユーザーの上書きはできませんので注意してください。
以下のような登録は対応ができない仕様になっています。
(登録ができない例)
100名がすでに識学クラウドに登録されていて、社員200名のうち登録されていない社員を登録したい。200名をサンプルファイルに記入してインポートすることは可能でしょうか?
この場合、すでに登録されている100名のメールアドレスが重複になってしまうため登録ができません。
(上記例の解決策)
登録済みのユーザーは設定>ユーザー管理にてエクスポートができます。
エクスポートしたファイル(元々登録されていた100名が登録されているもの)とインポートするファイル(今回登録する200名が記載されたもの)を照らし合わせて重複を削除してください。
※エクスポートしたファイルとインポートするファイルは共にExcel形式のファイルになるため、Excelタブ「データ」>「重複の削除」にてメールアドレスの重複を削除していきます。
インポートするファイルの中身にも注意
インポートするファイルの入力が以下のようになっていないかチェックしましょう。
【チェック項目】
- ファイル内にメールアドレスの重複がある
- メールアドレスの中に「半角の空白」や「不適切な記号」が入っている
- メールアドレスが●●@●●の形式になっていない
※ダミーアドレスを設定する場合も、必ずアットマークを文字の間に挟んでください - 氏名やパスワードが入力されてないユーザーがいる
- パスワードが6文字より少ない、記号を使っている
※パスワードは6文字以上の半角英数字で設定する必要があります - ファイルのA列に文字を入力してしまっている
※サンプルファイル(Excel形式)のA列は自動入力の設定がされているので、編集禁止です
ユーザー登録が完了したら、各メニューの設定になります。
詳しくは各メニューの操作手順書をご覧ください。