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【採用活動×ソシキサーベイ】採用面接時におけるソシキサーベイの活用方法と具体的な質問例

今回の記事では、採用候補者のソシキサーベイ結果をふまえた面接時の質問例を紹介していきます。実際に識学社の採用面接でも、ソシキサーベイの結果を参考にして面接を行っています。

ソシキサーベイはその結果をもって、受検者がどのような“思考の癖”を持っているのかを把握することができます。面接では、サーベイ結果から読み取った思考の癖に焦点を当てて候補者に質問をしていくことで、候補者の思考や置かれている環境について深堀りしていきます。

↓↓採用候補者のサーベイ結果の分析方法はこちらの記事をチェック!!↓↓
ソシキサーベイの効果的な活用方法(採用編)

採用面接時のポイント

採用候補者のソシキサーベイスコアで見るべき最重要項目は、「自己評価意識」「組織内位置認識」の項目です。この2項目の点数が低く出ていないかということをまずは確認します。
なぜなら、この2項目は修正をするのが簡単ではない、もしくは修正に時間がかかるものだからです。
しかし、「修正が簡単ではない」からといって、それだけで片付けてはいけません。

それは、この2項目のスコアの本質を確かめる必要があるということです。
具体的には、「もともと持っている個人の思考」なのか「環境に起因する思考」なのかということを確認するということになります。このどちらに該当するかによって、採用候補者の見方は変わってきます。

「環境に起因する思考」であれば、修正の余力があり、マネジメントで改善できるということを期待できます。
ソシキサーベイでは、どちらの思考で低スコアが出てしまっているのかということは見抜くのが難しいため、面接時の質問でチェックしていく必要があります。

具体的な質問例と良い回答/悪い回答

■「自己評価意識」の点数が低い人への質問例と回答例

Q. 前職で全力で取り組んだ仕事を教えてください。その達成度は?

―「環境要因」と判断する回答例
・上司から月目標を前年の2倍に設定されました。正直きつかったがやり切った結果、2.5倍の売り上げを出すことができました。

―「自身の思考の癖」と判断する回答例
・お客さんの反応は良かったと思います。
・自分で○○という計画を企画しました。
・コンペ入賞は出来なかったが観客は盛り上がっていたと思います。自分なりにベストを尽くしました。

このように「自己評価意識」については、その人の発言の仕方について焦点を当てていきます。
発言が「事実ベース」でされているのであれば、環境に起因してソシキサーベイの点数が低くなっている可能性が高いです。逆に「主観的な見解にとどまっていて根拠がない」場合は、自身の思考の癖であると判断できます。


■「組織内位置認識」の点数が低い人への質問例と回答例

Q. 前職の上司はどんな方でしたか?

―「環境要因」と判断する回答例
・「上司を尊敬しています」など上司に対する発言がポジティブ
・「上司からは無視されていた」など上司に非がある発言をあげ、かつ回避不可能な発言

―「自身の思考のクセ」と判断する回答例
・「上司自身ができないことを押し付けられました」など上司に対する発言がネガティブ

上司としてやむを得ず行ったと考えられる言動に対し、不満を持っているような発言や上司自体を評価する言動をする傾向があります。

また、「自己評価意識」と「組織内位置認識」の”位置”の認識を確認するには、以下のような質問も有効です。

Q. 現在の企業での評価制度はどのようなものですか?

この場合、360度評価(上司や部下、さらに他部署の上司部下などからも評価される評価制度)を取り入れている企業にいた等、直属の上司以外からも評価されるような評価制度の下にいることで、部下からの評価を気にするなど、環境によって位置認識がずれやすくなります。
また、自己評価シートなど自分で自分を評価する評価制度の会社にいる場合は、評価を自分でコントロールできると思い込んで位置を錯覚することがあります。

Q. 企業文化はどんな感じですか?

「仲良くわいわいやっている」「上司は“私になんでも言いなさい”と言ってくれる」という環境にいると、上司より上位を取っているといったように位置認識にズレが生じてきます。また、ありがとうカードのような文化がある場合も、評価を求める方向を誤ってしまい、組織内での位置を誤ってしまいます。

このような質問を駆使して、環境が要因で作り出された思考のクセをあぶりだしていきます。

今回のポイント

ポイントは、「環境要因」か「自身の思考のクセ」なのかを面接で見極めるということです。

今回紹介したようにソシキサーベイは、面接時に的確な質問をするための参考素材にもなります。
採用面接時にソシキサーベイを運用したい!と思った方は、ぜひ一度担当講師への相談をおススメします。