コンサルタント紹介

プロフィール

M&Aコンサルタント
事業開発部
深澤 太郎(Taro Fukazawa)
大学卒業後、監査法人に入り5年弱会計監査業務を手掛ける。次に、大手Webサービス会社に転じ、M&Aを手掛ける部署で企業買収や買収後のPMI(Post Merger Integration)、エグジットまでの一連の業務を10年ほど手掛ける。その後、上場準備企業で当該業務を担う管理責任者などを経験し、識学のM&Aコンサルタントに至る。

インタビュー

M&Aの苦労を経験

ーー簡単な自己紹介をお願いします。
大学卒業後、監査法人に入り、5年弱会計監査業務を手掛けました。次に、大手Webサービス会社に転じ、M&Aを手掛ける部署で企業買収や買収後のPMI(Post Merger Integration)やエグジットまでの一連の業務を10年ほど手掛けました。その後、上場準備企業で当該業務を担う管理責任者として3社を1年ぐらいずつ渡り歩きました。結果的に上場ができず次の会社に移るという経緯です。その次が識学です。

ーー業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。
大手Webサービス会社では、買収後のグループ企業のマネジメントを直接的又は間接的に行っていた形です。
ーー識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中でマネジメントについて苦労した経験を教えてください。
M&Aで苦労した経験ですが、買収する側のM&Aはなかなかうまくいかないことが多いです。原因はいろいろありますが、目論みがあって買収したはいいものの、買収後きちんと関与しないことです。自分たちが経営したほうがうまくいくと判断して買収したはずが、買われた抵抗感を和らげるためか「今まで通りに運営してください」と遠慮してしまう。それではM&Aの目論みが果たせるとは思えませんでしたが、所属していた会社もそういった態度を示していました。

ーー識学と出会ったきっかけを教えてください。
IPO準備会社からの転職を考え、エージェントに登録したところ識学からオファーが入りました。

豊富な経験を伝える

ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
オファーをもらった時点では、M&Aコンサルタントは考えていませんでしたが、上場企業でのM&A業務を長く経験し、いい面、悪い面をいろいろと見てきました。こうした知見やノウハウを、M&A経験のない企業のトップに伝え、より良いM&Aを実現してもらうことは意義のあることではないかと思い直し、応じることにしました。

ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
入社後1年弱で10社以上にM&Aコンサルティングを行っています。苦労点としては、企業価値算定方法としてのDCF(Discounted Cash Flow)法を理解して頂くこと。将来獲得するキャッシュフローを現在価値に割り引いて企業価値を算定する方法で、最もポピュラーな手法です。ところが、現在価値や割引率の理解が必要となるので、苦手に感じる方が少なくありません。

ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
M&AにおいてDCF法の理解は避けては通れませんので、私のトレーニングにおいては最も時間を割いて理解して頂くように努めています。また、知識を身に付けただけでM&Aは上手にはなりません。やはり経験を重ねることが大事なので、小さな案件を見つけ、識学で言うところの尺度(知識と経験の総量)を高めて頂くことが肝要であると思います。
なお、識学は組織マネジメントにおける理論に基づくコンサルティングを本業としています。これをPMIに活用できるメリットは非常に大きいものがあると思います。

ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
M&Aの進め方について、できるだけ具体的なケースを基にレクチャーを心掛けています。その結果、「大変分かりやすい」と言っていただけるケースが多いです。また、そういったトップの中には、「トレーニング終了後、実際にM&Aを行う時も相談に乗ってほしい」と言って頂ける方もいます。

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