コンサルタント紹介

プロフィール

シニアコンサルタント
コンサルティング部
髙橋 正大(Shota Takahashi)
東北地方の高校を卒業後、新聞奨学生で学費を貯めた後に法政大学キャリアデザイン学部に入学。法政大学では応援団リーダー部に所属する。前職は沖縄県の公立大学で勤務をしており、厳しい環境で育ってきた自身と世間の間にさまざまな"ズレ"があることを痛感し、識学社に入社。
福岡支店に配属された初日に成約を決め、営業兼コンサルタントとしてのキャリアをスタート。識学社第8期(2022年3月~2023年2月)において年間獲得売上1億円超で全国の営業兼コンサルタントの中でNo.1の実績を残す。2023年3月に福岡支店史上初の全社MVP(個人)に選出され、シニアコンサルタントに昇格する。

インタビュー

厳しい指導が、学生とのすれ違いに

ーー簡単な自己紹介をお願いします。
大学を卒業後、都内のビジネスホテルや沖縄県やんばる地域のリゾートホテルで約4年働いたのち、沖縄県の公立大学で約6年働きました。大学では運動部の監督や、体育会の学生の指導や管理、学生募集として高校訪問(長崎・佐賀担当)等をしていました。

ーー業界、職種、期間、マネジメントしていた人数など、これまでの自身のマネジメント業務の経歴を教えてください。
沖縄にあるリゾートホテル時代、ナイトインチャージ(夜間責任者)という形で3〜4名をマネジメントしていました。その後、大学運動部の監督として10名の学生をマネジメントしていました。

ーー識学入社以前のこれまでの自身の経歴の中でマネジメントについて苦労した経験を教えてください。
大学運動部の監督としては、母校である都内の私立大学を基準に考えておりましたので、地方の大学生とのズレに苦労しました。スポーツをするなら「勝ちたい」「上手くなりたい」と考えて当然だと思っていました。「楽しみたい」と考えている学生にも、厳しさを追求していたので、部員の大量離脱が起きたりしていました。運動部の学生がTVや新聞等に取材されたり、地元企業のCMやプロモーションビデオにも出演する等、地域から注目されていましたが、学生(部員)の大半は私のような厳しい方針には反対していたようです。

ーー識学と出会ったきっかけを教えてください。
転職サイトの「ビズリーチ」でスカウトされたのがきっかけで識学を知りました。

優先すべきは個人ではなく組織

ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
識学の原理原則を知り、自分と世間の間に大きなズレがあると感じたことがきっかけです。というのも、ホテルに勤務していた頃はもちろん、新聞奨学生や大学の応援団時代は常に忙しい状況に身を置いていました。なので、勝手に「仕事は忙しくて当然」と思い込んでいたんです。大学で勤務してからも運動部の監督としてだけではなく、ボランティア活動にも積極的に取り組み、自発的に忙しい状況を作っていました。例えば、沖縄県に鉄軌道を誘致するため、沖縄県鉄軌道県民会議の代表として沖縄県庁主催のイベントで講演等もしていました。地域からは評価される一方で、周り(大学関係者)を見渡すとそうでもなく、「どうしてみんなはやる気がないんだろう?」と疑問に思っていました。

こんな環境にいては自分自身の成長が見込めず、転職活動をスタートしたんです。そこで、頑張った分だけ評価される環境に身を置きたいという理由で、転職サイトからスカウトされた外資系の金融機関から内定をいただいていました。そんなタイミングで識学からもスカウトされ、入社まで時間があるからと試しに話を聞いたら、自分の考えがズレていることに気付かされたんです。

それまでは「こうすることが大学のためになる」や「社会人たるものこうでないとダメ」など、個人の尺度で決めつけていることが多くありました。組織の尺度を無視していることで、周りの学生・教職員に対して弊害になっていることにも気付いていませんでした。根本的な考えを直さないといけないと思ったのと同時に、自分と同じように悩んでいる人もいるはずなので、伝える側になりたいと思って識学に入社することにしました。

ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
組織マネジメントへの尺度は高い一方で、業界への尺度は受講している方には勝てず、「うちの業界では識学の理論は通用しない」などと言われたときは苦労しました。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
識学は経営コンサルではなく、あくまでも組織コンサルなので業界の尺度は関係ないんです。識学を否定するのではなく、まずは実践していただくことを徹底した結果、業界の尺度が受講者より劣っていても効果を発揮していただけるようになりました。少しずつですが、業界の尺度も上がって受講者から信頼されるようにもなりました。

ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
何かの縁なのか、私は長崎県の企業を担当する機会が多くあります。識学で組織作りをしている企業には共通言語があるので、企業間の交流やビジネスマッチングがスムーズです。その結果、全国でも珍しい異業種間のコラボが続々と実現しました。地元のメディアにも取り上げられたので、とても印象に残っています。
その他、不動産企業とも縁があり、私が担当する九州地域内の不動産企業同士の交流も活発に行われています。県を跨いでの視察&交流だけではなく、それぞれの企業の特色を共有して自社に取り入れたり、SNSでお互いの企業の紹介をしたりしています。識学という共通点で和が広がっていることに、私自身も大きなやりがいを感じています。

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