知識体系と自身の経験談を合わせた「説得力」
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
もともとはまた新たに会社を立ち上げ事業を運営していくつもりでした。しかし、もう一度組織に入り、これまでとは違う経験を得る機会とも思っていたため、M&Aに関わる仕事も少し見ていました。そこで識学のM&Aと出会ったのですが、単純なM&Aではなく、識学という唯一無二のマネジメント理論を持つ識学とM&Aの融合といった強みを魅力に感じ識学へ入社することを決めました。
識学のM&Aトレーニングは、初めてM&Aに臨む経営者にとって不可欠な知識が完全に体系化され、一貫して提供できるようになっており、どの要素が欠けていてもうまく成就できないと思います。これを個人が独学で行おうとしても、どこかに漏れが生じてしまうでしょう。また、この識学のトレーニング体系に自分の経験をプラスすることで、より効果的なアドバイスができるのではと考えました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
識学のM&Aトレーニングは体系的になっておりわかりやすくなっていると思いますが、それでもM&Aの専門的な知識をお伝えするものになるため、やはり難しい部分もあります。
それをまったくM&Aの知識がない方にお伝えするにはやはり丁寧な説明が必要です。どういう表現を使えば最も受講者の方にわかりやすく伝わるかという点は苦心しています。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
自分の会社を売却した時は、M&Aの仲介会社に依頼しました。当時、自分にはM&Aの知見がなかったので仲介会社に依存する形となりましたが、もし自分に知見があれば、M&Aもっと違ったものになったかもしれない、と感じています。もちろん、自分のM&Aが失敗だったわけではありませんが、知見があることでより良いM&Aができたとは思います。
やはりM&Aの成功には準備が必要だし、それには正しい知識が必要となります。
そこをしっかりと身に着けて頂きたいと考え、受講者の方の目線に合わせて丁寧にトレーニングすることを心掛けています。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
識学のM%Aの知識体系と合わせて、自分の経験談をお伝えする中で「やはり会社を長年経営してきて、かつご自身でM&Aを実行された話は、説得力があり非常に参考になる」という言葉を最初に頂いたときです。
自分がここにいることに間違いはなかったと感じた瞬間でした。