識学はすべての企業の役に立つコンテンツ
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
名前は耳にしたことがあったのですが、新聞の全面広告をきっかけにいろいろリサーチしてみると、識学のマネジメント理論には自分が本来やりたいマネジメント手法に近いものがあると感じました。
また、父親が町工場を営んでいるのですが、町工場から大手企業まで、どんな企業の経営者であっても、役に立つ理論だと確信することができました。それと同時に、自分自身が60歳になって定年したときでも、経験として形に残ると感じ、入社いたしました。
ーーこれまでの講師活動の中で苦労した経験を教えてください。
識学的に当たり前の表現であっても、トレーニングを受けるかたは疑問に思うこともあります。人によって疑問を持つポイントは異なるので、誰でも腹落ちできる内容で説明するのに苦労しました。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
弊社には、講師品質を一定以上に保つための仕組みがあります。その仕組みのなかで、より一層熱心に課題に取り組むと伴に、先輩講師に過去の事例を伺い、知見をためていきました。
また疑問点があれば、教育担当の講師方に積極的に伺い、識学理論を咀嚼して自分の言葉として伝えられるように注力しました。実際のトレーニングでも、同じ内容を様々な表現で繰り返しお伝えすることで、腹落ちしてもらえるようになりました。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
識学を受講したことで、過去最高の売り上げを記録した中古カメラの販売企業さまが強く印象に残っています。経営者さまとアルバイトスタッフ4人の小さな組織なのですが、受講前は経営者さまとアルバイトスタッフの距離が近いだけでなく、経営者さまがアルバイトスタッフそれぞれに個別対応をしていることで、大幅な時間ロスが発生していました。そこで、ルールを設定して運用し、距離感を意識してもらうように変更しました。すると、それぞれの業務効率が格段にアップし、売上が過去最高を記録しました。
識学は再現性のある理論ですから、導入が上手く行けば成果が出ます。とはいえ、その導入が上手くいくかは講師次第。識学を上手にお伝えできて嬉しく思うと同時に、より一層気を引き締めてトレーニングに取り組みたいと思わせてくれた一件でした。