マネジメントで組織が良くも悪くも変化する
ーーなぜ識学に興味を持ち、入社することになったのか教えてください。
1社目の会社は全体的にウェットなマネジメントで、一方で2社目の会社は外資なのでドライなマネジメントでした。どちらも事業内容は不動産ではあるのですが、マネジメントの方法が変わるだけで組織が良くも悪くも変わることを痛感しました。また、2社目の会社でオフィスレイアウトのコンサルティング業務もやっていたのですが、その時にフリーアドレスを導入していただいた企業があったんです。でも、導入した途端にそれまでうまくいっていたマネジメントが狂い出す事態に陥ってしまって……。一方で、フリーアドレスにしても従来どおりマネジメントがうまくいっている企業もあるんです。こういった経験から、改めてマネジメントに対して学び直そうと思い、識学に入社することにしました。
ーーこれまでのコンサルタント活動の中で苦労した経験を教えてください。
トレーニング内容を理解するだけでお客さまが満足し、実行まで移していただけないことがあり苦労しました。
ーーそれをどのように乗り越えたのか教えてください。
当然ですが、理解しただけでは組織は何も変わりません。なので、トレーニングのなるべく早い段階で、難易度に関係なくまずはひとつでも実践してもらい、変化を感じていただくようにしています。その成功体験により、実行することの重要性を実感していただいています。
ーーこれまでのマネジメント支援(トレーニング)の中で一番印象に残ったケースを教えてください。
識学の用語で「思考変化」というものがあります。経験と知識がセットになった瞬間に、思考変化ができるという意味の用語です。お客さまがトレーニング内容を実行していただいた結果、「こういうことだったんだ」と、思考変化した内容をフィードバックしていただいた瞬間はやりがいを感じます。